2010年06月16日

腕時計の話パート2

24歳で、清水の舞台から飛び降りる覚悟で買ったロレックスの腕時計。


有り金全部はたいて買った気がする。


その時計を知ったのは、世の中バブルに浮かれていた時代。


知り合いの社長さんが、嬉しそうに見せてくれた時計が、ロレックス。


そして、こう言った。


「男から買ってもらうな。自分で働いて買いなさい。」


本当に、欲しいと思ったが、いざスイスの時計屋さんの商品を見て悩んでいたら、一緒のツアーの京都のご夫婦が、「買わなあかんよ。半額近いし、こんな文字盤白は、日本には無いよ~。」と背中を押してくれた。



それから23年。もうすぐ24年目に入る。人生の半分をこの時計が、時間を教えてくれている。


考えてみると、よく24歳の小娘が、自分のお金でこんなものを買ったことに驚くし、人生半分もまだ現役で、時を教えてくれている。



あの時の社長の言葉。「自分のお金で買いなさい。」


今になれば、あの言葉の意味がよく分かるようになった。

腕時計の話パート2



Posted by 草 at 12:40│Comments(2)
この記事へのコメント
その社長さんステキ!

買ってあげるのはたやすい事でも、教え導く事の方がどれだけ

その人の為になるか、自分で買ったからこそ・・・今でも大切に

出来てると思います。

良いお知り合いがいて幸せですね。

じゃい子も、ほぼ自分で買う派ですから・・・物は大切に使ってます。
Posted by (株)探偵POC(株)探偵POC at 2010年06月16日 15:07
本当にそうですね。基本私は、プレゼントされることの少ない人生でしたので、自分で買う派です。
Posted by 草 at 2010年06月16日 16:23
 
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