和のｷﾞｬﾗﾘｰこう泥草（かや）

昨日夕方、往診に通っている患者さんが、お熱が上がったとのことで、院長と一緒に、私もついて言った。


前回は、車の中で待っていたが、昨日は、院長が一緒に行こうと、患者さんのお部屋にあがらさせていただいた。　　
　　　
家族の方とお話したり、患者さんとご挨拶したり、１時間ほど、お邪魔させていただいた。


初めて、在宅の良さを知った。



家族の方は大変であろう。



しかし、本人にとって、自宅ほど快適な場所はないのだろう。


とても穏やかな、かわいらしい笑顔を見せてくださった。


私は、患者さんの手を握り、さすることしかできないが、「がんばる。」の気持ちがこちらにひしひしと伝わってくる。


院長は、家族に現状を話し安心させる。



途中笑いも起こる。



在宅。



どんな教科書より、たくさんのことを学んだような気がした。